8月からプロジェクトが始まって、半年ほどがたった。
ほとんどの人が初めましての状態でチームがスタートして、結構長い時間一緒に仕事をしてきたなぁ。
そんな中で課題や反省点が結構出てきたのでひっそりと振り返ろうと思う
課題1:自分が焦った時の文書作成の粗さ
基本的にプロジェクトの前半というのは設計のフェーズであり、インプットは十分にあった。
そして、スケジュールにもチームでキックオフした時に作業量としては十分に収まるスケジュールだったので、安心していた。
急に短くなったスケジュール
プロジェクト開始から1ヶ月後当初のスケジュール通り基本設計が終わって詳細設計が始まる頃に、チームリーダーからこんなことを言われた
「納品先のスケジュールが1ヶ月早くなった」
まぁよくあることである。最初のスケジュールとしては、
初見の人2人にも詳細設計を分担して経験を積んでもらいみんなでレビューして作っていく
と言った感じのことが出来るように組んでいたが、極端にスケジュールが短くなってしまった
なので、新しいスケジュールに合わせるために、自分が詳細設計を全て引き受けて残りの2人はレビューに回ってもらって知識をつけてもらう方向に舵をきった
自分は作成物をなんとかスケジュール通りに納めた
もちろんスピード重視で行ったため、多少の品質低下によるレビューコメントはくるだろうなぁとは思っていた
不意にきたクレーム
詳細設計の工程が完了し、製造工程に取り掛かっていた時、不意に上司から呼び出された
話された内容はこうだった
「レビュー工数が膨らみすぎて、しっかりと成果物の見直しをして欲しい。数が多すぎてレビューコメントしたもの以外にも漏れていて作成物の修正が大変である」
正直言って寝耳に水だった
記載されていたレビュー内容は自分の中では全て修正していたし、コメント数もそんなになかったからだ。
自分が作成したものをもう一度振り返って見ると、、、
どの部分がぬけて、どの部分がダメだったのか、自分で作成物をもう一度見直してみると
細かい誤字脱字や、似たような修正箇所が未修正であることがよくみられた。
その当時は急激に期間が短くなったこともあり、成果物の作成という目標だけに捉われて、
完了した時点での見直しがとても粗くなってしまったことが原因であるとおもった
なので改善策として、2-3回目視で見直すことを念頭に置いてつい最近の文書類作成の仕事を行なっていたが、それでもやはりクレームはきてしまった。
「作業の抜け漏れが多すぎる」
クレームを聞いた時はかなりショックだった。
自分ではできていると思っていたからだ
作業の抜け漏れを防止する
さて、クレームがきて悲しんでなどいられない
やってしまったことは改善することでしか挽回できないからだ
なので、自分は今初心に帰って以下のことをやっている
- 言われたタスクを細分化し文書化する
- 文書化したタスクについて作業上の注意点を書き出す
- タスクが完了した後の、確認作業を考えてメモしておく
- 確認作業中にはエビデンスをのこす
今の自分はここまでやらないと他の色々な割り込みが入ってきた場合に、欠落してしまうとおもった。
そして、ここまでやるとタスクが途中で中断しても何をやっていたか思い出せるし、確認したエビデンスをみて何が抜けているかもチェックできる
ただし、デメリットが一つあって作業スピードが著しく低下する。
この辺は慣れるまでは仕方がないなと腹を括っているが、スケジュールとの兼ね合いでいつかは取捨選択して作業しなきゃなぁとおもっている
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